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代表 山田久美

1998年から料理、菓子、パンを学び、2003年から料理、菓子、パン教室を主宰。2006年に乳がんになった経験から「バランスの取れた食事をとることで病気を予防し、治療しよう」という医食同源の考えを元に、心と体の健康を考えたパン・お菓子・料理教室を再スタート。2014年にべーカリーカフェ「Pain de maman café」を設立し、同時に健康につながる食を伝えながら、女性の自立支援を目的とした「Pain de mamanベーキングスクール」を開業。2015年にてらこやカフェでシェフ、店舗コンサルタント、2016年に発酵料理教室~心糀、2020年10月に不調改善食養生カウンセリング、2021年4月に発酵薬膳栄養医学講座をスタート。2022年5月14日に発酵薬膳栄養医学協会設立。

【資格・認定】

発酵薬膳栄養医学協会 代表理事
earth table 代表
キャリアコンサルタント
国際薬膳師
オーソモレキュラー指導アドバイザー
フードドクターシニア

発酵食エキスパート1級
日本穀物協会 米粉食品指導員
ル コルドンブルー パンディプロム
Wset wine level 1
コムラード オブ チーズ認定
JHBSディプロム教師

食の世界に入ったきっかけは
「子ども達に手作りのものを食べさせたい」という母としての想い

食の原点は祖母。私は自然の多い土地で育ちました。食卓に並ぶしっかりと味のある野菜は、土作りから収穫まで畑で真っ黒になりながら祖母と一緒に作った野菜。ごまや枝豆、クルミや魚を大きなすり鉢ですっていました。ごまはすると香りが立ち、枝豆はきれいな緑色のずんだあんになります。目の前で起こる変化に感動したのを覚えています。

実際に食の世界に入ったきっかけは「子供達に手作りのものを食べさせたい」という母としての想いからです。「食の安全」を考え、限られた時間と場所で料理・菓子・パンを学びました。

そのうちに「このパンだったら子供に安心して食べさせられる」、「今までこんな美味しいパン食べたことない」、「家族だけで食べるのはもったいないから」というお友達や家族の声に背中を押される形で自宅で料理・菓子・パンサロンを開きました。 これまでに50人の生徒を卒業させています。

こうして子供たちがある程度自立し、活動を自宅だけに縛られることがなくなった頃、「もっと多くの人の『心と体の健康の源である食』を支えていこう!」と考えるようになり、お客様の心と体の健康を支える『ベーカリーカフェを起業』をすることを決意。自家製酵母を生かしたベーカリーカフェを2014年10月18日に開業しました。

“パン教室をやってほしい”という周囲の声からスクールをはじめる。

パン屋を開業すると今度はお客様から
「パン教室はやってないんですか?」
「美味しいパン!こんなパンの作り方を教えてほしい!」
とポツリポツリとこんな声が聞こえてきました。
その時は社会に出たくて、パン屋をやりたくて十年もやっていた「料理・パン・お菓子の自宅サロン」を閉めたわけですから、また家の中に閉じこもって先生をするなんて考えたくもありませんでした。
そしたら今度は私のプロフィールを読んだ女性たちがお店やイベントに来て
「パン屋をやりたいんです!今の仕事を辞めてすぐにパン教室に通う、パン屋で修行などしなきゃいけませんか?」と聞かれ、「仕事はやめないで!」と言うのが精一杯でした。

この頃から「パン屋をやっているだけじゃお客様のニーズに応えられないんだ、、、パンを作る技術を伝えたり、私のような専業主婦や次のステップを考えているような女性に伝えていかなければならないことがある!」と気が付きました。

私のような経営を何も知らない女性でも(専業主婦でも)パン屋を立ち上げ、健全な運営ができることを伝えたいと強く思うようになりました。
そこから「スクール」を立ち上げることを考え、

  1. パンの技術、知識を伝えオリジナルレシピを作れるようにする。
  2. パン屋の立ち上げから健全な経営が出来るようになるためのセミナーをする。
  3. 単にスクールだけに通い終了するだけでない、自立出来るカリキュラムを作り、彼女たちが自立できるような出口を作る。

こうして普通のパン屋から、女性が社会復帰しやすい仕組み(女性就労支援)を作り、女性雇用環境を整えたベーカリーカフェに変化していきました。
スクールでは食の講座だけでなく専門分野以外は外部講師を招いてスクールやWSを2016年4月から始めています。パン屋、パンスクールを立ち上げたい人、他の業種で起業したい女性たちも集まってきます。

家族や自分を大切にしながら、長く働くことができる仕組みづくり。
それが使命。

パン屋で始まった私の仕事は、働けば働くほどいくつもの困難にぶち当たりました。

妻、母としての努めが不十分、息子の大きな病気、親の介護、働く職場環境、雇用の難しさ、一人で全部やる難しさ、体力の限界、自分の病気

「これを乗り越えなければやめるしかない。ここまでやったのだからやめたくない。どうしたら仕事が続けられるのか。」いつも試行錯誤しながらやってきました。今では、多くの困難が続けていく方法を見つけてくれたと思っています。また、スクールの生徒さんたちと出会い、多くの人が同じ悩みを持っていることにも気づきました。そんな悩みを持っていても仕事は続けられる!これを伝えていくことこそが私の使命だと。多くの女性が生きがいを持てる人生を歩めるよう力になっていきたいと思っています。

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